YouTubeの共同創設者であり、CEOを務めるチャド・ハーレイは、F1進出への関心を隠そうとしていない。
ハーレイはUSF1の出資者としてF1へ進出する予定だったが、USF1のF1参戦計画は失敗に終わった。ハーレイは『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』へ24日(金)、「私は馬に賭けようとしたが、彼らは馬さえ持っていなかった」とコメントしている。
ハーレイのアドバイザーであるパリス・マリンズは最近、F1へ参入する「他の道」を模索していると語っており、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は「アメリカチームが3台目のフェラーリを走らせること」を希望していると述べていた。
また、カナダGPの際にはマリンズが、モントリオールのパドックでF1最高権威バーニー・エクレストンと会談していた。報道によると、出資者グループの代表としてエクレストンに会っていたようだ。
『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』とのインタビューで、フェラーリの支援を受けてF1へ参戦するといううわさについて質問されたハーレイは、次のように答えた。
「彼らと働けたら素晴らしいが、それがいつになるのか、その選択肢について交渉できるのかすら分からない」