ピレリが23日(水)、2011年からのF1タイヤ供給に向け、最終的な承認を受けるとみられている。
各F1チームによって組織されるFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)はすでに、ピレリからタイヤ供給を受けるという基本合意書にサインしているとされ、F1界の最高権威バーニー・エクレストンも契約書にサインしたとされる。
残されたハードルは、ジュネーブで開催される統括団体FIA(国際自動車連盟)の世界モータースポーツ評議会(WMSC)による承認だけとなっている。
『Autosprint(オートスプリント)』などの報道によると、WMSCの会合後、ピレリとの3年契約が発表される可能性もあるとのこと。
FIAのジャン・トッド会長は最近、ミシュランのF1復帰を希望していると示唆していたが、パリで会談を行った結果、ピレリとの契約が承認される見通しになったようだ。
また、2010年からのF1参戦を認められながら、結局は参戦しなかったUSF1に対する懲罰も、23日に決定する可能性があるとされている。