F1チーム首脳、エクレストンの強大な権力に言及

2010年06月19日(土)
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もし各F1チームとF1の最高権威バーニー・エクレストンがピレリとの契約を望んだ場合、統括団体FIA(国際自動車連盟)はそれに従うしかない。

FIAのジャン・トッド会長はミシュランのF1復帰を希望しているとも言われるが、あるF1チームの首脳がこう語った。

すでに、エクレストンとピレリは商業的な契約書にサインしたとみられており、F1チームが組織するFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)も2011年からはピレリをタイヤサプライヤーにする基本合意書に署名したとされている。

残されたハードルは、来週に予定されている世界モータースポーツ評議会で同意を得ることだけという状況だ。

しかし、あるチーム代表は名前を明かさずに、『Auto Hebdo(オート・エブド)』へこうコメントしている。

「FIAはレギュレーションを管理する。だが、チームが望まないものを押しつけることはできない」

「もちろん、(FIAが)FOTAの決断を拒否することはできる。だが、エクレストンには十分な権力があると思う」

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