レッドブル、ライドハイト調整システムの存在を再び否定

2010年04月06日(火)
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予選と決勝の間にサスペンションの変更を認める可能性が浮上しているが、この問題の引き金になったレッドブルはこれを支持するようだ。

F1では、パルクフェルメ・ルールが導入されており、予選と決勝の間にクルマのセッティングを変更することは禁じられているが、複数のチームがレッドブルは予選と決勝の間にライドハイトを調整しているのではないかと疑っている。

だが、パルクフェルメ・ルールの適用中でも圧縮ガスを排出したり、加えたりすることは認められているため、レッドブルはこの規定を利用してライドハイトを調整しているとも言われている。

このライドハイト調整システムが大きな論争になっており、パルクフェルメ・ルール適用中にサスペンションを1回変更することを認めれば、技術的な論争はなくなると指摘されていた。

しかし、もしレッドブルが何らかのシステムを使用している場合でも、これがレギュレーションに合致しているものであった場合、レッドブルはこのルール変更によって不公平な形でアドバンテージを失うことになる。

だがレッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)は、レッドブルがライドハイト調整システムを隠しているという憶測を再び否定しつつ、「資金を節約できる」としてうわさされているルール変更を支持すると語った。

また、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュがマクラーレンもレッドブルのようなシステムに取り組んでいると語っていたが、もしマクラーレンがこのようなシステムを導入した場合、レッドブルは抗議するとホーナーは警告した。

「もしマクラーレンが中国にそういったもの(ライドハイト調整システム)を持ち込んだら、われわれは抗議を提出する。レギュレーションに違反しているからだ」

「土曜(3日)にもFIA(国際自動車連盟)がわれわれのクルマを検査したが、何も問題はないことを確認している。彼らは何も見つけなかった。何もないからだよ!」

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