ヒスパニア・レーシングのチームオーナーであるホセ・ラモン・カラバンテが、ドイツの投資グループやフォルクスワーゲンなどとの関係を否定した。
「メタ1(チームの前身)は1つもスポンサーを獲得できず、私へ株式を売却した。ドイツの投資グループとは何の連絡もとっていない」
「ブラジル、インド、ムルシアから資金を得ようとしているところだ。ムルシアからは、この先3年にわたって、年間300万ユーロ(約3億7,000万円)の提供を受けることになっている」とカラバンテは『El Pais(エル・パイス)』紙へ語った。
カラバンテの発言を証明するように、セナの母国ブラジルのサンパウロでは、バンコ・クルゼイロ・ド・スルが2010年にセナとヒスパニア・レーシングのスポンサーになることが発表されていた。
ヒスパニア・レーシングは開幕前の合同テストに1回も参加できず、バーレーンGPは最後列のグリッドからスタートすることになったが、これに対しカラバンテは次のように語った。
「序盤の4戦がわれわれのテストだ。われわれの戦いが始まるのは(第5戦の)スペインからになる」