FIA、USF1の調査に乗り出す

2010年02月25日(木)
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F1を統括するFIA(国際自動車連盟)がUSF1のエントリーを取り消す可能性が高まってきた。

FIAの技術部門責任者であるチャーリー・ホワイティングが、USF1の状況を確認するためにUSF1本拠地があるシャーロットを訪れていると報じられている。

また、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌はUSF1について、「お金もなければ、クルマもない」と報じた。

2010年からのF1参戦を目指しているものの、正式に参戦を認められていないためにタイヤの供給を受けられず、いまだにテストもできていないステファンGPのチーム代表、ゾラン・ステファノビッチはこう語っている。

「残された時間は少なくなっており、バーレーンに向けた期限も迫っているので、何かが起こることを期待している」

「もしバーレーンに行くのなら、来週の水曜(3月3日)までに荷物をまとめなければならない。それまでには、何かしらのことをできると思っている」

ステファンGPにとってもう1つの障害となるのは、今の段階からエントリーの許可を得るには、全チームの同意が必要な点だ。

前FIA会長のマックス・モズレーは、イギリスメディアに対してオフレコでの発言として、フェラーリがステファンGPの参戦に反対すると思われると語っていたようだ。

フェラーリが反対するのは、フェラーリに対するスパイ行為でマクラーレンを解雇されたマイク・コフランがステファンGPに加入しており、コフランのF1パドックへの復帰に反対しているためだという。

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