フェラーリ会長、ついに政界進出を発表か

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が、いよいよ政界進出を発表する可能性がある。

フランスのF1コメンテーターであるジャン・ルイ・モンセが『Auto Plus（オト・プリュス）』のコラムに書いたところによると、モンテゼモーロが16日（木）にメディアを集めているという。

モンテゼモーロが何について話すのか明らかになっていない。フェラーリのF1チームや、F1チーム首脳陣の人事異動について発表される可能性があると言われているが、モンセは次のように記している。

「彼が政治について話す可能性もある」

イタリアでは、スキャンダルや失言が続いているイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ首相の退陣は近いとも報じられており、これに関連し、モンテゼモーロの政界進出もうわさされている。

「ベルルスコーニが1990年代初頭にやったように、彼（モンテゼモーロ）は、ビジネス界での知名度を利用して政界入りを果たすかもしれない」とも報じられた。

しかも、モンテゼモーロがメディアを集めた16日は、イタリア議会でベルルスコーニ首相の信任投票が行われる2日後にあたる。この信任投票で「政権が崩壊する可能性もある」と『New York Times（ニューヨーク・タイムズ）』は書いている。

『Daily Mail（デイリー・メール）』では先週、ベルルスコーニ首相について次のように語るモンテゼモーロのコメントが掲載されていた。

「ワンマンショーは終わりだ」

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