トロ・ロッソとの関係の深い人物が、同チームは2011年もドライバーを変更しないと語っている。
F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)は30日(火)に2011年のF1エントリーリストを発表したが、その中でトロ・ロッソのドライバーは「未定」になっていた。
トロ・ロッソはシーズン中から、現ドライバーであるセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリを残留させるとしていた。また先日には、レッドブルのドライバー育成プログラムに所属するダニエル・リチャルドを2011年のリザーブドライバーに起用し、来季はリチャルドが金曜のフリー走行に出走することも発表した。
しかし、エントリーリストにトロ・ロッソのドライバーが1人も掲載されなかったことから、リチャルドが来季にトロ・ロッソからF1デビューを果たすとの憶測が再燃していた。
だが、トロ・ロッソとの関係が深い人物が、ブエミとアルグエルスアリの残留は確実だと語っている。
先日、リチャルドをリザーブとして起用することを発表した際、トロ・ロッソは「今年すでに発表したように、ハイメ・アルグエルスアリとセバスチャン・ブエミというスクーデリア・トロ・ロッソのドライバーラインアップは2011年も変わらない」と書いていた。
実際に、ブエミは今週、イタリアのファエンツァにあるトロ・ロッソ本拠地を訪れており、1日(水)にはツイッターで次のように書いていた。
「ファエンツァでチームのみんなと素晴らしい夕食を楽しんだ」