小林可夢偉(ザウバー)が、今シーズンは何度か他車と接触していたために危険だとする意見に反論した。
昨年のブラジルGPでトヨタからF1デビューを果たし、今年はザウバーで1年間F1を戦ってきた可夢偉。コース上で見事な追い抜きを見せるなど、積極的な走りで評価を高めた。
しかし、積極的に追い抜きを仕掛けるため、他車との接触が度々あったことも事実。こういった可夢偉の走りを危険だとする意見もあるが、可夢偉は危険ではないと反論。『Autosport(オートスポーツ)』が次のような可夢偉のコメントを掲載した。
「何も特別なことをやっているわけではありません。ただ自分のレースを走って、チャンスを最大限に活用しようとしているだけです。それこそ僕のやるべきことです」
「僕としては、普通なことをやっているだけなんですけどね。確かに、リスクを冒しすぎるときもあるかもしれませんが、リタイアさえしなければ、大きな問題はありませんよ」
「F1では、ほかのドライバーと何度か接触していますが、ほかのドライバーとクラッシュしたことも、相手をリタイアさせたこともありません。それなので、自分が危険だとは思いません。十分に安全ですよ」
「みんな僕のことを危険だと言うかもしれませんが、僕は自分が危険だとは思っていません」