ルノーのビタリー・ペトロフが、ブラジルGPを前にした心境を語った。
Q:ビタリー、インテルラゴス(ブラジルGP)での次の週末へ、どのように取り組んでいきますか?
ビタリー・ペトロフ(以下、ペトロフ):日本や韓国のように厳しいレースを戦ったときには、悪い思い出を忘れるため、早くクルマに戻りたくなるものなんだ。だから、インテルラゴスを楽しみにしているよ。でも、僕はブラジルに行ったことがないから、どんな感じなのか分からない。今回も僕にとっては新しい挑戦になる。
ペトロフ:これまでに、何度も最高なレースがあった場所だから、とても有名なサーキットだね。特にこの数年は、インテルラゴスでチャンピオンが決まっている。テレビでレースを見ていたことを覚えているから、実際に体験することができるなんて最高だね。
Q:コースのレイアウトについてはいかがですか?
ペトロフ:4kmちょっとしかないから、長いラップではないね。でも、いろんなコーナーがある。それに、起伏に富んだコースでもあるから、いくつかのコーナーは限界を見極めるのが興味深いと思う。とても長いストレートがあって、1つ目のシケインに向けては追い抜きのチャンスもあるから、このコースでは絶対にFダクトが重要になるね。
Q:今回のレースに向けて、何か特別な準備はしましたか?
ペトロフ:韓国の後、エンジニアに会ってブラジルについて話し合うため、すぐにエンストン(チーム本拠地)へ行ったんだ。チームには去年のデータが大量にあるから、コースを覚えるのには役に立つ。ギアやブレーキング、走行ラインを確認することができるし、ラップについての理解を深められるんだ。
ペトロフ:インテルラゴスのサーキットを覚えるために、シミュレーターでも作業をしていたよ。コースをよく覚えて、自信を持って攻められるようになるまで、1時間しかかからなかったよ。