レッドブル、F1界のボスにユーモアたっぷりな誕生日プレゼント

2010年10月29日(金)
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80回目の誕生日を迎えたF1界の最高権威バーニー・エクレストンに、レッドブルがユーモアたっぷりなプレゼントを贈った。

先日に行われた韓国GPの際、レッドブルがエクレストンに贈ったのは、高齢者用の歩行器。しかし、単なる歩行器ではなく、レッドブルのフロントウイングで作られており、いかにもF1らしいボタンを搭載したステアリングもついていた。

ボタンをよく見ると「バイアグラ」や「ナース」などと書かれており、「パスクアーレ」と書かれたボタンもあった。パスクアーレは、長年エクレストンのアシスタントを務めているパスクアーレ・ラットゥネッドゥのこと。

レッドブルのガレージ前で、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーや、エクレストンもお気に入りのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が立ち会う中、このプレゼントが手渡された。これに対してエクレストンは中指を立て、ユーモアにはユーモアで返していた。

エクレストンの実際の誕生日は28日(木)だが、『Auto Bild Motorsport(アウト・ビルド・モートアシュポルト)』によると、エクレストンは特に誕生日を祝わない予定だという。

「パーティーは嫌いだ」とエクレストンは語っているようだ。

数日前、『Die Zeit(ディ・ツァイト)』から80回目の誕生日に何が欲しいか聞かれたエクレストンは、次のように話していた。

「無事にその日を迎えられれば、それでいい」

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