ヒスパニア・レーシング(HRT)が、2009年にF1から撤退したトヨタのF1チームを買収したと報じられている。
2010年からF1に参戦したHRTは、ダラーラが製造したクルマでデビュー、2010年の開発について苦戦が続いている。
ヒスパニアのオーナー、ホセ・ラモン・カラバンテが、2010年用に開発していたトヨタTF110の基礎を元に、2011年のマシン開発を行うことに同意したとみられている。
パドックでのうわさによると、トヨタF1がピレリのタイヤテストにTF109しか提供できなかったのは、HRTとの提携話があったからだという。
また、HRTは、ウィリアムズから油圧システムとギアボックスを購入すると報じられていた。
しかし、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、信頼できる人物の言葉を次のように掲載している。HRTがトヨタのF1チームの「専門知識、機材、施設」を購入した。
さらに、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、HRTがエンジンメーカーのコスワースに対して、支払いが遅れているといううわさも掲載した。