ルノーのビタリー・ペトロフが、韓国GPを前にした心境を語った。
Q:韓国でのレースに向けて、どんな準備を行いましたか?
ビタリー・ペトロフ(以下、ペトロフ):新しいサーキットだし、まだレースが開催されたこともないから、特別な準備をするのは難しいよ。つまり、限られた情報しかないんだ。僕がやったのは、コースを覚えるのにシミュレーターで少し走ったくらいだよ。
ペトロフ:新しいサーキットだから、僕にとっては少し楽になると思う。全員が同じ状況になるわけだし、みんなコースを覚えないといけないからね。
Q:新しいサーキットへ向かう際の、いつもの取り組み方について教えてください。
ペトロフ:一番いいのは、コースを歩いて、自分の目で見ることだよ。それに、できるだけコースを覚えるため、自転車で数周走りたいね。縁石やランオフエリアのことを確認しておく必要があるんだ。
ペトロフ:そういったことすべてが役に立つんだけど、もちろん、一番多くのことを学べるのは1回目のフリー走行だよ。1回目のセッションまでに、コースを覚えておくことが重要なんだ。
Q:韓国のコースの第一印象はいかがですか?
ペトロフ:手ごわそうなサーキットだね。第3セクターは、ほとんどのコーナーが2速か3速で走るような低速区間だから、とても大きな挑戦になりそうだよ。ターン7とターン8は高速コーナーだし、Fダクトを使うことが重要な長いストレートも3本ある。
ペトロフ:全体としては、僕たちのクルマに合っているコースだと思う。コース上での追い抜きのチャンスもあるだろうね。
Q:残りは3戦のみになりましたが、目標は何ですか?
ペトロフ:常にトップ10を目標にしていたから、今週末もそれを狙っていくべきだね。鈴鹿(日本GP)でも、達成することはできたと思うけど、ミスをしないようにする必要がある。ポイントを獲得することは重要だし、それが韓国での目標になるよ。
Q:2014年からソチでロシアGPが開催されるというニュースを聞いて、どれほどうれしかったですか?
ペトロフ:母国がこの決断を下したことを、とても誇りに思っているよ。ロシアでのF1人気がさらに高まる。ほぼ全ドライバーの母国でレースが開催されているから、僕も母国でレースするという特別な感覚を数年後に味わいたいよ。