フェルナンド・アロンソ「胸を張って帰る」/日本GP決勝

2010年10月10日(日)
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フェラーリのフェルナンド・アロンソは、3位で日本GPを終えた。

フェルナンド・アロンソ
「すべてのことを考えれば、今日は僕たちにとって前向きな1日だったよ。レッドブルのために作られたようなサーキットで、表彰台を獲得できて、選手権のトップに対して失ったのは3ポイントだけなんだから。強力なライバルになると思っていたクビサ(ロバート・クビサ/ルノー)がリタイアしたのは、予想外なことで、少しラッキーだった」

「クラッチの問題もあって、スタートはうまくいかなかったけど、すぐにバトン(ジェンソン・バトン/マクラーレン)を抜いた。序盤は、マクラーレン、特に僕たちとは違う戦略で走っていたジェンソンとの差を維持しようとして、守りのレースを走っていたんだ」

「そして、彼らの脅威がなくなったと分かってからは、レッドブル勢に少しプレッシャーをかけようとしたんだけど、何もできなかった。ここでの彼らは完ぺきだったし、そういったときの彼らに勝つのはとても難しいんだ」

「でも、毎回こういった状況になるわけじゃないっていうのは経験で分かっている。そうでなければ、彼らはすでにタイトルを確定させていたよ。だから、巡ってきたチャンスは全体に逃さず、最大限に活用しないといけない」

「これまでのレースで、僕たちは毎戦F10を改良しようとしていた。例えば今回は、シェルが新しいオイルを持ち込んだし、空力面でも少し改良されている。これからのレースでも新パーツを持ち込むよ。大きなものじゃないかもしれないけど、それが合わさることで、とても貴重なコンマ数秒を稼げるんだ」

「僕たちは胸を張って帰る。これからのレースでもウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)に勝って、ポイント差をつめないといけない」

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