フェルナンド・アロンソ「いいショーを見せたい」/日本GPプレビュー

2010年10月07日(木)
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フェラーリのフェルナンド・アロンソが、日本GPを前にした心境を語った。

フェルナンド・アロンソ
「鈴鹿(日本GP開催地)には5日(火)の午後に到着したんだけど、すぐに驚かされたよ。F1関係者にも人気だった歴史あるイタリアンのレストラン“カンパネラ”がもうなかったんだ。1990年代に、カートで走るため初めて鈴鹿に来たときから通っていたから、残念だったよ」

「今と同じホテルに泊まっていたから、このサーキットでのいい思いですべてが、初めて経験したあのときと直接つながっているんだ」

「2006年には大成功(優勝)できたし、あれは2度目のタイトル獲得にとって、とても重要なことだった。フェラーリ内外の多くの人にとって、あのレースは思い出したくないものでもあるのは分かっているよ。でも、このコースは世界でも最も難しいコースだから、ここでの勝利は特別な感情になるものなんだ」

「ここで成功するには、空力面に優れたクルマが必要になる。ある意味では、シルバーストン(イギリスGP)やバルセロナ(スペインGP)に似ているね。第1セクターはとても特徴的だよ。とても長いコーナーやS字があって、ここをうまく走らないとラップタイムに大きく影響するんだ。技術面でも、ドライビング面でもとても多くのことが要求される」

「この前も行ったように、F10はモンツァ(イタリアGP)やシンガポールといった、大きくタイプが異なるサーキット両方で高い競争力を発揮できると証明した。だから、ここ鈴鹿でもそうなることを疑う理由はないよ。でも自分たちがどの位置にいるのか知るには、フリー走行を2回終えた金曜(8日)の午後まで待たなきゃいけない」

「日本は大好きで、お気に入りの国なんだ。食べ物も、文化も好きだよ。どちらもヨーロッパとは全然違うからね。それに、いつ来ても面白くて、美しい街、東京がある。日本のファンはとても熱心で情熱的だから、鈴鹿でレースするのは特別なことなんだ。今週末は、彼らにいいショーを見せたい」

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