フェラーリのフェリペ・マッサは、日本GPをリタイアした。
フェリペ・マッサ
「今日は、のろわれていたんだろうね! 午前中の予選では、前をふさがれてQ3に進めなかった。そして午後のレースでは、2コーナーまでたどり着けなかったよ」
「スタートでは、僕の前にいたロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/ウィリアムズ)の出だしが悪くて、僕は左から彼を抜こうとしたんだ。でも、そこにスーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)が来た。だから僕は右へ行ったんだけど、芝と縁石に乗ってしまったんだ」
「それでクルマが飛んでしまい、僕は1コーナーを曲がれなかった。そしてリウッツィ(ビタントニオ・リウッツィ/フォース・インディア)に接触して終わりだよ。フェルナンド(アロンソ/チームメート)が、レースでは僕たちのペースが悪くないことを証明していて、ポイントを争うことも可能だったはずだから、残念だよ」
「前をふさがれたことが影響したにしても、今日も予選が最大の問題になった。レースでは状況がよくなっているけど、追い抜くのが難しいのは分かっているからね」
「この2レースは、僕にとってフラストレーションのたまるものになっている。でも、今年はすぐに状況が変わるところを何度も見てきた。残りの3戦でも全力を尽くしていく」