ロータス、2011年はレッドブルのギアボックスを搭載

2010年10月06日（水）

ロータスが5日（火）、2011年シーズンはレッドブルのギアボックスと油圧システムを使うことを発表した。

来年は「チーム・ロータス」としてF1に参戦するロータスだが、間もなくルノーとのエンジン供給契約締結も発表するとみられている。

これによりロータスとレッドブルは2011年シーズン、同じエンジン、ギアボックス、油圧システムを使用することになる。これについてロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスは、「われわれの意志を如実に示すもの」だと語っている。

ロータスはF1参戦初年度となった今年、Xトラック製のギアボックスと油圧システムを使用していたが、トラブルが頻発していた。また、エンジンはコスワースから供給を受けていたものの、今シーズン限りで契約を解除することが発表されている。

「これによってわれわれの設計チームやデザインチームは、非常にエキサイティングなプラットホームを得ることができた」とロータスのマイク・ガスコイン（チーフテクニカルオフィサー）は語った。

レッドブルが他チームへギアボックスを供給するのは、これが初めてになる。

「歴史が浅いにもかかわらずレッドブル・テクノロジーが他チームに対するサプライヤーになることを選んだ事実は、初年度からこれまでに、われわれがどれほどのことを成し遂げてきたのか示すものだ」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはコメントしている。

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