マクラーレンのジェンソン・バトンは、シンガポールGPフリー走行3回目で12周を周回して、ベストタイムは1分50秒060で13番手。予選では、1分45秒944を記録して4番手になっている。
ジェンソン・バトン
「Q3はかなり厳しかった。僕が先頭でピットレーンを出て、確実に2回走行したかったから、懸命に攻めていたよ。でも、第1セクターで少しリアタイヤをいためてしまった。その後で少し苦戦していたんだ」
「だから2回目の走行では、コースへ出て行ったときに少しゆっくり走って、第1セクターであまり攻めないようにしようと思った。でも、第1セクターではタイヤの温度が上がりきっていなくて苦しめられたよ。ただ、第2セクターと第3セクターは、かなり良かった。ダメだったのは第1セクターだけで、そこでコンマ数秒失っていたんだ」
「4番手もあまり悪くないよ。心配していたほどレッドブル勢とも離れていないしね。フェラーリが速そうだけど、それなりに満足している。去年の予選よりはかなり満足しているよ(2009年の予選では12番手になっていた)」
「明日はスタートがカギになる。僕の目標はセバスチャン(ベッテル/レッドブル)を抜くことだね。最近はレッドブルのスタートが良くないし、燃料をたくさん積んだ時の僕たちのペースはいいから、いいレースになると思うよ」