F1韓国GP関係者、シンガポールで緊急会議

2010年09月26日(日)
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難問を抱えた韓国GPの関係者が、F1の統治団体であるFIA(国際自動車連盟)と開催危機について話し合ために今週末、シンガポールGPのパドックに来ている。

以前報道されたように、FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、今週初めに予定されていた韓国インターナショナル・サーキットの査察を延期した。

主催者側が最終的な舗装を行うのに時間を要することから、当初21日(火)に予定されていた査察は延期され、28日(火)が新たな最終視察の日付となると見られていた。

しかしながら、『AP通信』と『Telegraph(テレグラフ)』紙によると、9月21日を延期した公式理由は予定外の韓国の祝日であったという。

FIAの広報担当者であるアレクサンドラ・シーレンは25日(土)、韓国の関係者との会合がシンガポールで行われると認めた。

シーレンによると、最終視察は来週か再来週に行われるとのこと。

もし、再来週に行われなければ、F1サーカスが韓国へと旅立つまでに、わずか数日しか猶予がないという状況に追い込まれる。

F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは、シンガポールの『the Straits Times(ストレイツ・タイムズ)』紙に、アジアはF1にとって重要な存在になってきていると語り、このように続けている。

「何年も私は、世界がこのように動いていくと言っているんだ。西へではなく、東へ動くとね」

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