イタリアGPのレース中、山本左近(ヒスパニア・レーシング)のピットストップで負傷していたメカニックは、アジアでのレースには参加しないようだ。
『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』によると、負傷したメカニックはまだ入院中で、足の骨折と脳しんとうの治療を行っているとのこと。
左近のピット作業中、あるメカニックが左近の無線を調整中だったにもかかわらず、別のメカニックが左近へピットアウトを指示してしまった。そのため、無線を調整していたメカニックは、左近のクルマのリアウイングと右リアタイヤに接触、激しく地面に打ちつけられていた。
「とても心配していました。彼が大丈夫なのか聞いたのですが、ひどいケガにはなっていないようです」と左近はレース後に語っている。
また、チーム代表のコリン・コレスも、「彼がすぐに回復することを願っている」とコメントした。