セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、いつの日かマクラーレンで走る可能性があることを否定しなかった。
ベルギーGPでベッテルがジェンソン・バトン(マクラーレン)とクラッシュした際、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは「クラッシュ小僧」とベッテルのことを非難していた。しかし、ウィットマーシュはベッテルを評価してもおり、将来的には獲得を目指していきたいとも語っている。
実際にマクラーレンは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が2007年シーズン限りで離脱した際、アロンソの後任としてベッテルを獲得しようとしていた。
ベッテルはすでに、レッドブルと2012年までの契約を結んでいるが、次のように『Today(トゥデイ)』紙へ語った。
「今は2010年だから、2012年にどうなるのかなんて分からないよ」
「もちろん、トップチームにはいつも興味を持っているよ。結局のところ、僕の目標はレースに勝つことだからね。マクラーレンは長い間トップに立っている。どうなるのか誰にも分からないことだね」