セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、デビュー当時のルイス・ハミルトン(マクラーレン)と同じようなミスを重ねている。F1界のご意見番ニキ・ラウダがこう語った。
『El Pais(エル・パイス)』とのインタビューでラウダは、「セバスチャンは非常に速いが、たくさんのミスを重ねないよう学習する必要がある」と話している。
ベッテルのミスは、数年前のハミルトンが犯していたようなミスと同じようなものなのかと質問されると、ラウダは次のように答えた。
「そうかもしれない。だが、今ではハミルトンもかなり成長し、非常に攻撃的になりながらも、あまりミスを犯さなくなっている」
「今では、ルイスの方がはるかに完成したドライバーだ」
さらにラウダは、ベッテルにも2010年タイトル獲得の可能性は残っているとしつつも、ウェバーの方がそのチャンスは大きいとして、こう加えた。
「レッドブルは今シーズン、多くのレースを台無しにしてきた。特にセバスチャンがそうだ。だが、彼らのクルマが最速であり、彼らが倒すべきチームだ」
「マクラーレンも一貫性が足りていなかった。フェラーリにも同じことが言える」