マクラーレンのルイス・ハミルトンが、シンガポールGPを前にした心境を語った。
ルイス・ハミルトン
「去年のシンガポールでの優勝は、僕のF1キャリアの中でも、かなり満足できる勝利だった。あの結果を得るために、チームは週末が始まったときから努力を重ねていたし、数々の問題を乗り越えて、勝利を獲得するまで絶対にあきらめなかったんだ。ラインを越えるのは、素晴らしい感覚だったよ。」
「モンツァ(イタリアGP)のことは、もう過去のものにした。あの経験からきちんと学んだよ。とても残念なことだったけど、時にはああいったことで神経を研ぎ澄まして、シーズンのとても重要な局面に向けてモチベーションを上げることも必要なんだ」
「シンガポールでの僕たちの競争力について、正確に予想することはできない。モンツァはカナダに最も似ているサーキットだと言うけど、シンガポールには、それ以上にモナコやハンガリーと似た特性があるんだ。あの2つのサーキットでは、僕たちはライバル以上に苦戦していた」
「でも、エンジニアはうまく進化したと楽観的になっているから、実際にコース上でその変化を確認するのが楽しみだよ。風洞でのテストや開発も前向きなものだったから、自信も新たに週末を迎えられると思う」
「残りの5レースで選手権も終わるけど、このレースで自分たちの位置がより正確に示される。このグランプリで、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思っているよ」