F1は年間20戦が限界とバーニー・エクレストン

2010年09月21日(火)
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F1の最高権威バーニー・エクレストンが、1シーズンのレース数を最大20レースにとどめると語った。

2010年のF1は、2005年以来となる、全19戦の長いシーズンになっていた。そして、2011年にはさらに1レース増え、全20戦になることが決定している。

しかし、2012年からは、アメリカとローマでの開催が決定していることから、さらにレース数が増える可能性もあるとされていた。

その一方でメルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは「F1にとっていいことなので、こういったレースの開催を希望したが、みんなが対応できる範囲という意味では、危機的な状況になりつつある」と語っている。

マクラーレンのルイス・ハミルトンも、「スポンサーや支援者からしてみれば、年間19戦は厳しすぎるよ。僕たちには、プロモーションのイベントも、トレーニングも、テストや改良もあるんだ」コメントし、さらに続けた。

「プレッシャーが増えることになるし、時間をもっと効率的に使う必要がある」

だが、『Times of India(タイムズ・オブ・インディア)』とのインタビューでエクレストンは、年間20戦を上限にすると語った。

「正直に言うと、16戦にするべきなのだろう。20戦は多い。これが限界だ。これ以上はない」

「20戦で何とかやっていくことはできるが、これ以上増やしたくない。そう(20戦以上に)すれば、大混乱になるよ」

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