マーク・ウェバー(レッドブル)がレッドブルの“ナンバー1”ドライバーになる可能性は低そうだ。
前戦ベルギーGPの結果、ウェバーはチームメートのセバスチャン・ベッテルとのポイント差を大きく広げた。そのためウェバーは、チームが自身のタイトル獲得に集中すべきときがきたと示唆していた。
しかし、チームが予選前にウェバーの新型フロントウイングを外し、ベッテルのクルマに装着したイギリスGP以来、ウェバーとチームのアドバイザー、ヘルムート・マルコの関係は、緊張したものになっている。
そのこともあり、今後はベッテルよりもウェバーが優遇されるのか質問されると、マルコは『Sportwoche(シュポルトヴォッヘ)』へ「数レース前に彼(ウェバー)は、もっと平等にしろと要求していたんだぞ!」と語った。
さらにマルコは、ベルギーGP後にベッテルのことを「クラッシュ小僧」と表現したマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)のことも批判。次のようにコメントした
「こういった形でタイトルを争うのはフェアとは言えない」