マクラーレンは、イタリアGPから強化されるフロアの検査基準に対応するため、フロアに変更を加えた。
レッドブルやフェラーリのウイングが高速走行時に大きくたわんでいたため、マクラーレンなど複数のチームが検査基準の強化を求めた。
統括団体FIA(国際自動車連盟)は、ベルギーGPからウイングの検査基準を強化したが、イタリアGPからはフロアの基準も強化されることになり、マクラーレンがその基準に対応を迫られるという、皮肉な結果になった。
「新しい負荷検査は、少し厳しいものになっている」
「たわむ量を確実に基準内におさめるため、ちょっとした修正を加える必要があった」
「この機会を利用して、パフォーマンス面での小さな改良も加えている」とマクラーレンのチーフエンジニアであるティム・ゴスは8日(水)に語った。