韓国GP(10月22日開幕、24日決勝)開催までにサーキットの準備が間に合わないとの報道がある中、F1最高権威バーニー・エクレストンが、サーキットに「問題」があることを認めた。
4日(土)には、ヒスパニア・レーシングのカルン・チャンドックがデモ走行でレッドブルのF1マシンを走らせたが、サーキットはまだ完成していない。
報じられている写真によると、建物の一部やグランドスタンドはまだ建設途中であり、フェンスもなく、ランオフエリアの舗装も終わっていない。また、コースも一層目の舗装が終わっただけという状態だ。
そんな中、『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』は、「ここでどうやってグランプリを開催するのだ?」という見出しをつけ、作業員が資材を運ぶ写真を掲載した。
『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』によると、水や電気の供給も、まだ完全な状態ではないという。また、メインのグランドスタンドは多くのシートがまだ設置されておらず、駐車場もまだ使える状態ではない。
これに対し、「問題はある」とエクレストンは認めている。
「だが、レースを開催することはできると思っている」
「間違いなく、サーキットの準備は整うが、すべての建物が完成しないかもしれない」
「テントが必要になるかもな」こうジョークまじりに語るエクレストンだった。