サーキット建設が遅れているF1韓国GPは、すでに統括団体FIA(国際自動車連盟)から異例の例外を認められている。
国際スポーティング・コードの中でFIAは、常設サーキットの最終検査について、「初めて国際的なイベントを行う90日前までに」完了することと明記している。
これをF1韓国GPにあてはめた場合、7月末が検査の期限であった。しかし『Telegraph(テレグラフ)』によると、韓国インターナショナル・サーキットは9月21日まで期限の延期を認められているようだ。しかし、FIAのスポークスマンは、完成までには多くの作業が残っている」と認めていた。
また、もし検査で不合格になった場合、そのイベントは「キャンセルの理由が不可抗力であったとFIAが判断しない限り、翌年の選手権に組み込むことは考慮されない」とレギュレーションに書かれている。