ペーター・ザウバー(ザウバー/チーム代表)とゲルハルト・ベルガーは、スイスのヒンウィルに拠点を置くザウバーチームを共同で所有することを否定した。
過去に、BMWでモータースポーツ・ディレクターを務め、トロ・ロッソの共同オーナーだったベルガー。昨年末、BMWがザウバーへチームを売却したため、F1へ復帰するのではないかと示唆されていた。
しかし、ベルガーはドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。「ペーター・ザウバーが、スポンサーを獲得するのに苦労している。おそらく、私も苦労するだろう」
ザウバーは「ゲルハルトと私は、この件にかんしてコンタクトを取っていない」と明かした。
ベルガーとの一件以上に強いうわさが、ザウバーとニコラ・トッドの関係である。トッドは、フェリペ・マッサ(フェラーリ)のマネジャーを務めながら、GP2シリーズのARTでチーム代表に就いている。
「トッドが若干の関心を示しているのは本当だ。しかし、数ヶ月前われわれはチームを売却しないと伝えた。これが現状だ」とザウバーは語っている。