レッドブル、マーク・ウェバー優先を否定

2010年08月31日(火)
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ベルギーGPの結果を受け、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)とマーク・ウェバー(レッドブル)がタイトル争いで一歩抜け出たため、F1界の注目は「チームオーダー」が発令されるのかということに集まっている。

現在、ドライバーズ選手権3位につけているのはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。しかし、ベッテルと首位ハミルトンのポイント差は31ポイント、ベッテルと2位ウェバーのポイント差は28ポイントにまで広がった。そのためウェバーは、レッドブルが自身を全面的にサポートする日も近いと示唆していた。

一方のマクラーレンは、2人のドライバーを平等に扱うとしており、ハミルトンも、チームメートであるジェンソン・バトンより「優遇的な扱い」を受けることはないと語った。

しかし、チームからの全面サポートを期待するウェバーは、次のように話している。

「まだ早いけど、マクラーレンとは違う戦略で戦うこともあるかもしれない」

「時期尚早ではあるけど、先もそれほど長くないよ」

しかし、この先はベッテルがウェバーのサポート役になるのか質問されたレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、「それはチームオーダーだ。ルールで禁止されているよ!」と答えた。

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