マクラーレンのジェンソン・バトンは、ベルギーGPをリタイアした。
ジェンソン・バトン
「今日はとても調子が良さそうだった。簡単に2番手まで浮上したけど、フロントウイングの左側の翼端版が、1周目に壊れていたんだ。それで、最大限の角度に調節しなきゃいけなくなって、リアが不安定なった」
「そのせいで、ほかのクルマの前にとどまるのが難しかったけど、ウエットの中でうまく戦っていたし、周りのみんなよりも僕の方がグリップは高そうだったんだ。確実な走りでポジションを守れていたんだよ」
「そしたら、みんな知っていると思うけど、セバスチャン(ベッテル/レッドブル)と接触した。いつもより早くブレーキングしていなかったことは断言できる。僕に分かっているのは、突然サイドポッドに大きな衝撃があって、それがラジエーターを壊し、走れなくなったということだけだよ」
「テレビで見たけど、とてもおかしな事故だった。彼がわざとやっていなかったことは明らかだし、彼も謝っているけど、彼が何をしようとしていたのかまったく分からない。僕のタイトル争いにとっては、大打撃だった」
「今僕にできるのは、モンツァ(イタリアGP)に向けて準備することだけだね。ポイントを大量に獲得するため、モンツァでは全力を尽くすよ」