マクラーレンのジェンソン・バトンが、ベルギーGPを前にした心境を語った。
ジェンソン・バトン
「やるべきことが残っていると認識しながらベルギーGPへ行くことになる。ハンガリーでは、特に力強いレースということにはならなかったけど、チームの全員ができるだけ早くトップへ戻りたいと思っているよ」
「ボディーワークに関するルールが明確化されたことで、僕たちはトップチームとの差を縮められると楽観視している。それに、スパ(ベルギーGP開催地)とモンツァ(イタリアGP開催地)は、ハンガロリンク(ハンガリーGP開催地)よりも僕たちのパッケージに向いているはずだからね。それでも、以前のような勢いを取り戻すことが重要だよ」
「スパでのレースは大好きだよ。とても素晴らしいサーキットだし、ぜひとも勝ちたいグランプリなんだ。去年のレースは、1周目に丘を登ったところで押し出されたから、最高なレースにはならなかった。だからこそ、いいレースにしようっていうモチベーションが大きくなっているんだ」
「ヨーロッパでのこの2戦がタイトルの行方を決めるような戦いになるとは思わない。でも、シーズン終盤はクルマを大きく改良するのが難しくなるから、この2戦の両方でポイントを獲得することが大切になる」