小林可夢偉(ザウバー)の残留が決定したと報じられている。
夏休みを利用して日本に帰国した際、可夢偉は来季もザウバーに残留できると自信を見せていた。そして『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』などが報じるところでは、すでにザウバーと可夢偉との間に、2011年の契約があるようだ。
しかし、可夢偉のチームメートであるペドロ・デ・ラ・ロサについては、チーム離脱の可能性もあるとみられている。
ベルギーGPはデ・ラ・ロサにとって最悪な週末になっていた。予選ではバリアに接触してQ1脱落。レースでもコースオフしたことでポイント獲得のチャンスを逃した。レース後のチームリリースでチーム代表のペーター・ザウバーは、デ・ラ・ロサに触れてすらいなかった。
また、BMWがチームオーナーだった昨年までチームに在籍していたニック・ハイドフェルドが、2011年にザウバーへ復帰するとのうわさもある。ハイドフェルドはピレリの公式テストドライバーになっていることから、ハイドフェルドを獲得する価値は高いとされる。
ベルギーGPには姿を見せなかったハイドフェルドだが、2011年用F1タイヤの開発が続いていることから、メディアと接触することを避けるよう求められたとみられている。