F1第12戦ハンガリーGPを終え8月4日(水)に日本へ帰国した小林可夢偉(ザウバー)。他のF1ドライバーが夏休みを満喫している中、可夢偉はF1を、モータースポーツを日本でもっと知ってもらうため、将来ドライバーになりたい子供たちの夢を閉ざさないために、宣伝活動を積極的に展開している。
10日(火)に可夢偉は、地元の兵庫県尼崎市へ向かい、白井文市長を表敬訪問した。
以下、尼崎市役所ホームページより抜粋したものである。
2010年8月10日、本市出身で日本人唯一のF1ドライバーである小林可夢偉選手が地元である本市の白井尼崎市長を表敬訪問されました。
小林可夢偉選手は、世界最高峰のモータースポーツのひとつである、F1世界選手権シリーズにフル参戦中で、今シーズンからBMWザウバーF1チームの正ドライバーとして、活躍されています。
(8月10日市長表敬訪問時の様子)
尼崎市役所の南館の東側から来庁した小林選手をファンや市の職員など約400人で出迎えました。入り口で市の職員から花束が贈られ、その後多くのファンに囲まれながら市長室へと向かわれました。
市長との対談の中で、尼崎の三和本通商店街を友だちと自転車でレースをした思い出を話し、その経験が現在のF1レーサーになることに繋がったといったエピソードを話されました。
尼崎の子どもたちへは「次のステップを見据え、一生懸命頑張ればチャンスはくる」とメッセージを贈られたほか、「ドライバーには責任感が必要。ドライバーの失敗や発言によってチーム何百人に迷惑がかかるため、常に完ぺきでいないといけないし、完ぺきでいて当たり前」と語られました。
関西のファンの方へは「鈴鹿に足を運んでほしい。皆さんの力でF1を盛り上げてほしい」とメッセージを贈られました。