レッドブルやフェラーリは、ライバルチームからF1で禁止されているフレキシブルウイングだと指摘されているフロントウイングの秘密を明かそうとしない。
走行中に形状が大きく変化するフレキシブルウイングはF1で禁止されているものの、フェラーリやレッドブルのフロントウイングが、走行中にたわんでいる様子が確認されている。
しかし、レッドブルやフェラーリのウイングは統括団体FIA(国際自動車連盟)が規定しているすべてのテスト、車検に合格しており、現状ではレギュレーション違反にはなっていない。
だが、ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、このウイングには大きな効果があると考えており、『Auto Hebdo(オート・エブド)』へ次のように語った。
「いろいろなうわさを聞いたし、記事も目にした。あのウイングはコンマ3秒(タイムが向上する)と聞いている。どうやら、それは正しいようだ」