F1界の最高権威バーニー・エクレストンは、F1で禁止されているチームオーダーを認めるべきだと考えているようだ。
ドイツGPの際、フェラーリは所属するフェリペ・マッサに対し、チームメートのフェルナンド・アロンソへ勝利を譲るよう間接的に指示。そのため、F1界では大激論が巻き起こっているが、チームオーダーを認めるべきだとの意見もある。
「私もそういった考えに賛成することを認めざるを得ない」とエクレストンは語った。
2002年のオーストリアGPで、当時フェラーリに所属していたルーベンス・バリチェロ(現ウィリアムズ)が、当時のチームメートであるミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)へチームオーダーによって優勝を譲ったことから、スポーティング・レギュレーションが変更され、39条1項に次のような一文が加えられた。
「レース結果に影響を与えるチームオーダーは禁止する」