1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブが、自らチームを立ち上げ、2011年のF1に参戦することを目指しているようだ。
これは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が報じているもので、「ビルヌーブ・レーシング」も現在選考が進んでいる2011年からの新規F1チーム候補になっているという。
ビルヌーブは昨年、今季からのF1参戦を目指していたステファンGPに加入してF1に復帰することを目指していた。しかし、ステファンGPのF1参戦が認められることはなかった。
報道によると、2011年のF1に向けては当初、約10チームがエントリーの申請を行ったものの、現在も候補に残っているのは3チームとのこと。ビルヌーブ・レーシングとアメリカのサイファーグループも候補に残っているようだ。
残る1つの候補として『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、スペインのエプシロン・エウスカディ、もしくは、元GP2チームのデュランゴではないかとしている。
統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長の息子、ニコラが率いるARTは、2011年と2012年シーズンに向けた資金力を証明できず、すでにエントリー申請を取り下げている。