リウッツィ「今回もトップ10を狙っていく」イギリスGPプレビュー

2010年07月07日(水)
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フォース・インディアのビタントニオ・リウッツィが、イギリスGPを前にした心境を語った。

Q:バレンシア(ヨーロッパGP)はいかがでしたか?

ビタントニオ・リウッツィ(以下、リウッツィ):厳しいレースだったよ。ペースはよかったんだけど、オーバーテイクが難しいと分かっていたんだ。13番手からのスタートじゃ、つらい戦いになるものだよ。

リウッツィ:何人かにとっては、セーフティカーが有利に働いていたけど、僕たちにとっては不利になった。エイドリアン(スーティル/チームメート)と同時にピットインするよう指示が来たんだけど、僕は彼の後ろで待たなきゃいけなかった。その後もピットレーンのトラフィックで4、5秒待つことになって、7つか8つポジションを失ったんだ。

リウッツィ:そこからはもう、ポイント獲得のために戦うのは、ほぼ不可能だった。誰も責めることはできないよ。単なる不運だったんだ。いいペースを見せられていたから残念だけど、これがレースだし、起きてしまったことを受け入れて、前に進んでいかないといけない。

リウッツィ:僕たちにとっては“地元”のグランプリになるから、ファクトリーのみんなの前でいい成績を残せたら夢のようなことだね。

Q:次のレースはシルバーストン、去年のレースから、大きくコースが変更されたサーキットです。新しいレイアウトを見ましたか? それともシミュレーターで走りましたか?

リウッツィ:次のレースをとても楽しみにしているよ。高速セクションがあった昔のレイアウトは大好きだった。特に、ベケッツのコンプレックスは、各コーナーで勢いを維持していかないといけないから、真の挑戦になるんだ。

リウッツィ:新しいセクションは見たけど、僕たちのクルマには、こっちの方が合っているかもしれない。バレンシアのようにいいパフォーマンスを見せられると思うけど、予選で問題が起きないことを願っているよ。今回もトップ10を狙っていく。

Q:シーズンの折り返し地点になるシルバーストンでは、いくつかのチームが大幅な改良を行います。現在のチームのポジションを維持できると思いますか?

リウッツィ:ルノーを含めて、数チームがバレンシアで大きな変更をしていたけど、僕たちも改良していたから、そのことは心配していないよ。それに、予選がああいった形にならなければ、僕たちは2台でポイントを獲得できていた。

リウッツィ:そして、この先の改良にも自信を持っているんだ。イギリスGPに向けても改良を予定していて、これによって高速コーナーでのダウンフォースが増す。このコースでは、それが重要だからね。ファクトリーのみんなの作業や信頼、そしてサポートに報いるため、いい走りを見せたいと思っている。

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