2010年F1第9戦ヨーロッパGPが6月26日(土)、バレンシア市街地サーキット(1周/5.419km、6月27日決勝57周/308.883km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から60分間、プラクティス3回目が行われた。
前日に行われたフリー走行では、今回が母国グランプリになるフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップになっていた。今回、フェラーリ、ルノー、メルセデスGPなどがレッドブル流のエキゾーストシステムを投入。今週末はこれらのチームが速さを見せると言われている。
セッション開始時の天候は晴れ、気温25℃、路面温度は30℃。セッション序盤はどのドライバーもガレージにとどまり、本格的な走行が始まったのはセッション中盤からだった。各車が走行を始めると、トップタイムの更新が続いたが、まずはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップに。
だがその後、タイムを更新したアロンソがトップに立った。セッション終了直前、ソフト側のタイヤでの走行が始まると、トップタイムの更新が続いたが、最後の最後にベッテルがタイムを更新。このセッションのトップはベッテルとなった。ベッテルのタイムは、1分38秒052だった。
2位から5位までの結果は次のとおり。
2位ロバート・クビサ(ルノー)1分38秒154、3位マーク・ウェバー(レッドブル)1分38秒313、4位エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)1分38秒500、5位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)1分38秒513。
小林可夢偉(ザウバー)は17位だった。