2010年F1第9戦ヨーロッパGPが6月25日(金)、バレンシア市街地サーキット(1周/5.419km、6月27日決勝57周/308.883km)で開幕し、現地時間10時(日本時間17時)から90分間、プラクティス1回目が行われた。
このヨーロッパGPで、ロータスは500戦目を迎える。かつてのチーム・ロータスも含めた数字だが、ロータスの名を引き継いだロータス・レーシングにとっては、非常に重要な一戦になる。
また、このセッションでは、フォース・インディアとヒスパニア・レーシングが、それぞれリザーブドライバーのポール・ディ・レスタとクリスチャン・クリエンを走らせる。
セッション開始時の天候は晴れ、気温25℃、路面温度は23℃。路面が汚れていることもあり、セッション序盤はコースインするクルマが少なかった。また、セッション開始約35分で赤旗が出され、セッションが中断された。
セッションが再開されると、エキゾーストシステムを新しくしてきたメルセデスGPのニコ・ロズベルグがトップに。しかし、マクラーレンの2台が続けざまにトップタイムを更新し、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップでマクラーレンの1-2体制になる。
セッション終盤には再びロズベルグがトップに。結局、ロズベルグのタイムが破られることはなく、このセッションのトップはロズベルグとなった。ロズベルグのタイムは1分41秒175だった。
2位から5位までの結果は次のとおり。
2位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)1分41秒339、3位ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分41秒383、4位ロバート・クビサ(ルノー)1分41秒715、5位フェリペ・マッサ(フェラーリ)1分42秒182。
小林可夢偉(ザウバー)は17位だった。