各F1チームの代表は、2011年に大きなドライバー変動がない見通しなことを歓迎している。
通常であればシーズン中ごろから、翌年へ向け、トップ数チーム内でのドライバー移籍に関するうわさが加熱してくる。
しかし今シーズンは、すでにレッドブルとフェラーリが現ドライバーの残留を正式発表しており、マクラーレン、メルセデスGP、ウィリアムズもドライバーは変更しないとみられている。
また、ルノーではロバート・クビサが残留するとの見方が強い。
「完ぺきな状況だと思う」
「おそらく、前の5チームは来年も同じドライバーになるだろう。F1にとってはいいことだし、非常に素晴らしいレースを見られることになると思う」メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグがこう語った。
マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュも、「明らかに、ドライバー市場は例年よりも安定している」と加える。
さらに、レッドブルでチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは次のように述べた。
「大半のシートは決定済みだと思う。なので、グリッドの前半分では、あまり大きな動きはないだろう」