フェラーリも2011年用タイヤテストを希望

2010年06月04日(金)
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フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、2011年の新タイヤサプライヤーとのテストが必要だと意見に賛成した。

現在はシーズン中のテストが禁止されているものの、F1チームによって組織されるFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)の技術責任者ロス・ブラウンは、「夏の終わりか冬の初めに」新タイヤでの開発テストを行う必要があると語っていた。

2011年はピレリかミシュランがタイヤサプライヤーになる可能性が高いとみられているが、タイヤテストの担当ドライバー候補として、ニック・ハイドフェルドの名が浮上している。

ドメニカリもタイヤテストが優先事項だとの意見に賛成し、次のように語った。

「タイヤメーカーを決定し、来年のサプライヤーが決まり次第、できるだけ早く話し合うべき問題だ」

タイヤサプライヤーの決定が遅れ、開発に費やせる時間が減り、タイヤとクルマのパッケージが理想的にならない危険性が高まっていることから、テストの必要性は一段と大きくなっている。

「タイヤのことにきちんと対応するため、タイヤに特化したテストを行う必要がある」

「われわれの希望通りの状態にするには、何度か繰り返す必要がある。また、コンパウンドに関する問題を抱えることはできないため、最初はある程度、保守的になるだろう」

「だがわれわれは、新タイヤサプライヤーを支援するつもりであり、成功するチャンスはあると思っている」とブラウンは加えた。

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