フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が、アメリカのチームと提携し、フェラーリの3台目をアメリカチームで走らせる可能性を示唆した。
最近、アメリカのサイファーグループが2011年からのF1参戦へ向けた「意志を表明」したと報じられていたが、USF1の計画が失敗していたこともあり、サイファーグループの計画にも懐疑的な目が向けられていた。
だが、この報道の数日後には、YouTubeの共同創設者チャド・ハーレイのアドバイザーであるパリス・マリンズが『Autosport(オートスポーツ)』へ、次のように認めていた。
「F1へ進出する他の方法を模索していなかったと言えば、うそになる。私は今、F1参戦を目指すプロジェクトの一員になっている」
またマリンズは、現実的な参戦方法として、カスタマーカーを使うことも検討していると認めていた。
その一方で、F1で3台出走を認めるためのルール変更を強く求め続けているモンテゼモーロは、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』へこう話している。
「星条旗を掲げたアメリカチームが、3台目のフェラーリを走らせることを夢見ている」