モンテゼモーロ「シューマッハがいないことを寂しく思う」

2010年05月21日(金)
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フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が20日(木)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)をサッカーの試合に招待するという欲望を抑えていたことを明かした。

シューマッハは1996年から2006年までフェラーリに在籍。この間に5回ドライバーズ選手権を制し、最も成功したフェラーリドライバーとなった。

しかし2010年、シューマッハはメルセデスGPから現役に復帰しており、フェラーリとシューマッハの間に緊張があると指摘する声も聞こえる。

「われわれはともに素晴らしい年月を過ごしたが、レースしたいという彼の欲求に私が再び火をつけてしまった」モンテゼモーロがこう語るように、昨年にフェリペ・マッサ(フェラーリ)が負傷した際、一時的に現役復帰するオファーをフェラーリが出したことが、最終的にはシューマッハがメルセデスGPから現役復帰することにつながった。

「ときどき、シューマッハがいないことを寂しく思うことがある。彼はフェラーリに多くのことをもたらしたが、彼も多くのものを受け取っていた」とモンテゼモーロは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』へ語る。

その後モンテゼモーロは、来週にモデナで開催されるサッカーのチャリティーイベント、パルティータ・デル・クオーレについて言及。この試合には、現フェラーリドライバーであるフェルナンド・アロンソ、マッサ、ジャンカルロ・フィジケラ(リザーブドライバー)が出場する予定だ。

「数日前、彼(シューマッハ)にも試合に出てくれるよう電話をかけようかと思った。だが、フェラーリという名前をつけたチームである以上、それは避けた」とモンテゼモーロは明かしている。

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