シューマッハ、再び苦戦しているとの意見に反論

2010年05月16日(日)
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ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が、再びチームメートのペースについていけず苦戦しているとの意見に反論した。

スペインではチームメートのニコ・ロズベルグよりも速さを見せていたシューマッハだが、自身がこれまでに5勝を記録しているモナコでは再び予選でロズベルグに負けている。

シューマッハとロズベルグの差は、Q2では0.3秒だったが、Q3ではわずか0.05秒。

モナコでメルセデスGPは、再びホイールベースを短くしているが、これがシューマッハがロズベルグに負けた原因だとするのは、あまりに単純すぎるとして、こうシューマッハは語る。

「ギャップは0.05秒。瞬きする余裕もないほどあっという間だよ。その差がどこで生まれたのか、何とでも言うことはできると思う」

またシューマッハは、ロズベルグが速さを取り戻したことにも困惑してはいないと加えた。

「僕はもっと全体的に状況を捕らえている。ニコより少し前に出たとか、後ろになったということではなくてね。それに、ギャップも0.05秒なんだし・・・」

「それよりも、自分たちの目標について考える必要がある。タイトルへ向けた戦いのことをね。レースに勝つ必要があるけど、今の僕たちはまだそれを達成できる状態じゃない」

「このことのほうが重要だよ」

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