ブリアトーレ、モナコのパドックへ「自由」に出入り

2010年05月15日(土)
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F1から追放処分を受けており、パドックへ入ることも禁じられていたはずのフラビオ・ブリアトーレだが、モナコではパドックに入れるようだ。

ドライバーへ故意にクラッシュすることを指示したとしてブリアトーレはF1からの追放処分を受けているが、モンテカルロの港ではブリアトーレの豪華ヨット“フォース・ブルー号”が目撃されていた。

そして13日(木)の夜には、フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤのインディアン・エクスプレス号で開かれたパーティーにブリアトーレが姿を見せた。

ブリアトーレは、統括団体FIA(国際自動車連盟)の前会長マックス・モズレーと犬猿の仲であることでも知られていたが、現在ではジャン・トッドがFIAの会長になっている。

トッド政権に変わったFIAは先日、当初は無期限の追放処分を科したブリアトーレ、そして5年間の追放処分を科していたパット・シモンズと和解し、両者の処分を2012年末までに短縮した。

世界モータースポーツ評議会が決定した当初の処分では、FIAが管轄するイベントにおいて「ブリアトーレ氏がいかなるエリアにも立ち入ることを認めないよう」関係者に求めている。

しかし、ブリアトーレのビジネスパートナーであり、友人でもあるF1最高権威バーニー・エクレストンは、14日(金)にブリアトーレとともにランチをとっており、自身の個人的なゲストとしてブリアトーレにパドックパスを発給したようだ。

この件についてトッドは『AP』通信へ、ブリアトーレはどのチームにも現在はかかわっていないため、「自由に」パドックへ入れると語った。

また、14日のモナコでは、アイスマン号に乗るキミ・ライコネンの姿も目撃されていた。

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