F1復帰がうわさされるフラビオ・ブリアトーレが、復帰する意志はないと語った。
マネジングディレクターとしてルノーに在籍していたブリアトーレだが、ドライバーへ故意にクラッシュすることを指示し、F1からの追放処分を受けている。当初は無期限の追放処分だったが、その後、処分は2012年までに短縮された。これにより、ブリアトーレは2013年からF1に復帰することが可能になった。
ブリアトーレがチーム首脳としてF1に復帰する可能性は低いとみられているが、F1最高権威バーニー・エクレストンを補佐するような役職で、F1界へ戻ってくる可能性が高いとも報じられていた。
しかし、F1の公式ウェブサイトのインタビューに応じたブリアトーレは、F1へ復帰することになりそうか質問され、こう答えた。
「その可能性は低い。私は、別々のチームで合計7回のタイトルを獲得した。私は自分のしていることを楽しみたい。それが私のモチベーションだ。仕事が必要なわけじゃない」
「今の私はF1を楽しめないだろう。父として、夫としての自分、そして投資のことに取り組んでいる現状に満足している」