新規チームであるロータスは2010年にFダクトシステムを開発しないが、もう1つの新規チームであるヴァージンもFダクトを開発しないようだ。
ロータスのヘイキ・コバライネンは先週、チームがすぐに来年へ向けた開発に集中することを期待していると語り、Fダクトを開発する予定はないと認めていた。
マクラーレンが他チームに先駆けて導入したFダクトは、ダウンフォースを低減させることでストレートでのトップスピードを向上させるシステムだが、来年からは禁止されることになっている。
そのためヴァージンのティモ・グロックは、他のより根本的な分野ではなく、Fダクトにヴァージンが「時間を費やすとしたら」、それは「ナンセンス」なことだと『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ語った。
ヴァージンのチーム代表ジョン・ブースも、ヴァージンの優先事項は他のことであるとして、次のように話した。
「99%の力を信頼性に注いでいるが、今回のレースから、クルマのパフォーマンス向上を始めていきたいと思っている」