ジェンソン・バトン(マクラーレン)が、スペインGP中のコース上でのバトルについて、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)を非難している。
スペインGPの決勝、ピットストップでバトンを抜くことができたシューマッハ。その後、ペースはバトンのほうが速かったものの、シューマッハはレースが終了するまでバトンを抑えきった。
しかしバトンは、ピットアウト直後の1コーナーで抜かれた際の、シューマッハの動きに怒っていた。
「彼がターンインしてきたんだけど、もし僕が下がらなければ、きっと僕たちはクラッシュしていたと思うよ」
「彼のような経験があれば、分かっていたはずだよ」とバトンは語っている。
驚くことではないが、シューマッハにはバトンへ謝罪する様子はない。
「彼にとってはフラストレーションのたまるものだったのは間違いないね。僕にとってはエキサイティングだったけど」とシューマッハはコメントした。