レッドブル、メルセデスGPを警戒

2010年05月05日(水)
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レッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)は、メルセデスGPがすぐに優勝争いに加わる可能性もあると考えているようだ。

メルセデスGPは今週末のスペインGPで大幅にクルマを改良する予定だが、同チームに所属し、今季は好調な走りを見せているニコ・ロズベルグは、これによってすぐに優勝できるようになるわけではないと語っていた。

また、今回の改良によって、苦戦が続いているミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が速さを取り戻すだろうと報じる報道もある。

ホーナーも「彼ら(シューマッハとメルセデスGP)はすでに、自分たちの能力を証明している」と話し、シューマッハが通算91勝を記録し、タイトルを7度獲得していること、そしてメルセデスGPの前身であるブラウンGPが昨年のドライバーズ、コンストラクターズ両選手権を獲得していることを指摘していた。

これまでのところ、レッドブルがグリッド上で最速だと言われているが、ホーナーは「タイトルを勝ち取ったことのあるドライバーやチームを軽視すること」は、「決してやってはいけないミス」だと語り、『Kicker(キッカー)』誌へ次のように加えた。

「ものごとは急激に変わることもある。それなので、メルセデスGPがバルセロナで急にトップにいることもあり得るよ」

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